リハラボ

知っておくと役に立つリハビリの知識を紹介

上位交差症候群の基本的な考え方と治療

はじめに 肩こりの痛みを訴える患者さんに対して、なで肩・猫背だからですよ!と説明する理学療法士も多いと思います。 しかし、その姿勢がなぜ出来上がったかを説明せず、ただ単に脊柱の伸展を促す治療をしてみたりホームエクササイズを指導しても意味があ…

COP変位から見る外反母趾のバイオメカニクス的考察

はじめに 中高年以上の女性を中心に外反母趾はよく見られる疾患の1つです。 内側アーチの低下から様々な症状を引き起こします。 では外反母趾とは何故出来上がるのでしょうか。 バイオメカニクスの観点から考えてみたいと思います。 はじめに 外反母趾の概…

リハビリ床からの立ち上がりの評価

はじめに 急性期、回復期等どの病期で関わっていても退院間際や外泊前等に転倒時の対策や和室 などでの生活を想 定して床からの立ち上がりを評価するのではないでしょうか。もちろん、床からの立ち上がりを評価する ということは床に降りていく動作も確認し…

「肘の筋トレはこうやる!肘のケガを予防するトレーニング方法」

はじめに 野球やテニスを始めボールを投げたり打ったりするスポーツはたくさんあり、他のスポーツ競技に比べると、肘や肩を中心として腕にかかる負担が大きいぶん肘のケガが多く発生します。 またスポーツに関わらず、日常生活内でも重たい荷物を持つことや…

整形外科から見た頭痛の原因は?

理学療法を行う中で、問診から頭痛の既往があることが多々あります。 中には頭痛外来に行っても良くならず、NSAIDsでごまかしているという方も… 内科や脳神経外科で解決できない頭痛、実は内服でなく理学療法士が解決できることがあります。 ここでは整形外…

リハビリ予後予測を画像やFIMなどの数値以外の情報からどう判断するか

はじめに 急性期、回復期、生活期のどのフェーズで働いていても、患者さんの目標やゴールを設定する上で予後予測は必要になってきます。最近は脳画像の情報を元に病態生理や予後を判断するケースも多いと思いますが、最終的にこの患者さんはどのくらいの機能…

自宅でできる歩行練習方法

超高齢化社会、社会保障費の増大が叫ばれるこの頃ですが、合わせて「健康寿命」というキーワードも多く耳にするようになったのではないでしょうか。 さて、「健康寿命」とは心身に健康上の問題がない中で、医療や介護に頼らずに自立した生活を送れる期間のこ…

リハビリテーション時の離床基準について

はじめに リハビリテーションを行うにあたり、最も大切なことはリスク管理です。特に急性期の患者や、症状の安定しない患者、内部障害疾患を併存している患者に対しては、十分な注意が必要です。今回は、リスク管理の基本であるリハビリテーション時の離床基…

「腰椎圧迫骨折とは?その症状や治療法と予防」

はじめに 高齢者に多い骨折の一つに「腰椎圧迫骨折」があります。 しりもちをつくなど明らかなきっかけがある場合だけでなく、脆くなった腰椎が知らないうちに骨折していることもあり「いつのまにか骨折」と呼ばれることもあります。 今回は、腰椎圧迫骨折に…

リハビリにおけるマッサージの効果とは?やり方とメリット

はじめに マッサージとは施術者の手指や手掌を利用して体表をさすったり圧を加えたりする手法です。 一口にマッサージといっても手法や効果は様々であり、筋肉のコリや緊張緩和を目的としてマッサージ専門店で行われることもありますが、リハビリの一環とし…

効果的な臨床実習の進め方と実習指導者の役割

はじめに リハビリテーションの臨床実習は、これまで培った学内での学習をもとに、実際の臨床現場で実践できる貴重な機会となります。学生のうちに、臨床の雰囲気を体感することができ、臨床実習を修了した頃には学生は一皮も二皮も大きくなっていることでし…

リハビリテーションにおける塗り絵の効果

はじめに 塗り絵は、字が書けない小さな幼児から高齢者まで気軽に行える作業活動です。塗り絵は、クレヨンや色鉛筆、絵の具などを用いて、大きく塗ったり細かく塗ったり、自分のペースで取り組むことができるため、リハビリテーションの1つとして行われてい…

「下肢体幹のリハビリならスクワットが万能!正しいやり方と効果」  

はじめに 「スクワット」はトレーニングやリハビリを目的として行われている基本的なトレーニングで、下肢体幹の筋力をバランスよく総合的に鍛えることができます。 しかし、一口にスクワットと言っても正しい効果的なフォームで行えておらず、間違ったフォ…

リハビリテーションにおける外出訓練

はじめに リハビリテーション(以下 リハビリ)は、心身に障害を持つ人々の全人間的復権を理念として、単なる機能回復訓練ではなく、潜在する能力を最大限に発揮させ、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を可能にし、その自立を促すものです。そのた…

脳卒中には様々な種類がある?脳卒中の種類について知ってほしいこと

はじめに 脳卒中という病気を耳にした事がある人は多いのではないでしょうか?日本人の三大生活習慣病の一つである「脳卒中」についてみなさんはどのくらい知っているでしょうか?「がん」「心筋梗塞」と並んで生活の中に潜む病「脳卒中」の種類について紹介…

バランス評価 量的な評価の中でいかに質的評価を行うか!?

バランスの評価を行う時に皆さんはどのような評価を行っているでしょうか。例えば、片脚立位が右が10秒、左が7秒だ。TUGが27秒だったなどでしょうか。数値の変化だけ追っているとなぜ、その数値が変化したのか、なぜその値だったのかということをとらえるの…

腰のモーニングペインは椎間関節を評価してみよう

腰痛は過度な前弯による病態が起因のもの、変性後弯による病態が起因のものがあります。 過度な前弯による病態として椎間関節障害や脊柱管狭窄症、脊椎分離症、仙腸関節障害、椎間板症などがあります。 そのなかでも椎間関節障害による腰痛(椎間関節性腰痛…

足を診ていますか?糖尿病の合併症とフットケア

はじめに 糖尿病とその合併症について、どのくらい知っていますか? 糖尿病の患者を担当したことがない、という理学療法士・作業療法士はほとんどいないと思います。それほど患者数が多く、リハビリテーションと関連が深い疾患です。 今、目の前にいる患者の…

新人必見!確認したいリハビリサマリーの書き方

はじめに 新年度になり、各職場にも新人が入職するなどして、新人教育が進められていることと思います。新人は、普段の臨床を安全に的確にこなすようにならなければいけませんし、カンファレンス資料や退院サマリーなど専門職として患者さんの経過や状態を報…

「プーリーはどう使う?リハビリにおける効果と使い方のポイント」

はじめに 五十肩や六十肩、腱板損傷、肩関節脱臼など肩関節におけるトラブルはたくさんあります。 これらの外傷や疾患によって肩が思うように動かせなくなってしまった場合、リハビリが必要になり、関節の可動域訓練を行います。 そのようなときに病院でよく…

リハビリを進める上で大切なバランス評価

はじめに 歩行練習時に対象者がふらつき、「転倒しそう!」とヒヤっとした経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。そのようなケースでは、立位バランスの低下を疑い、評価の一つとしてバランス評価を選択するかもしれません。バランス評価には、いくつ…

確認したい脳卒中リハビリ時の早期離床基準

新年度になり、各職場にも新人が入職したり、配置換えなどで新たなステージで働く人も多い時期だと思います。患者さんの安全を確保し、最適なリハビリを提供する上でも、新人を教育する上でもリハビリ時の離床基準に関して再度確認しておくことが必要ではな…

怪我をしない身体造り!ふくらはぎの個別ストレッチ6選

一般的に「ふくらはぎ」と言われている筋肉は、“腓腹(ひふく)筋+ひらめ筋”の2つから構成されています。よく、こむら返りが起きる場所がこの筋肉です。某CMで以前「ひらめ貼り!」というキャッチフレーズもあり、聞き覚えのある方も多いかと思います。今…

「強い体幹でケガも予防!体幹トレーニング徹底解説」

はじめに 体幹トレーニングは腹筋や背筋を中心に身体の胴体部分を鍛えるトレーニングでスポーツ競技者から一般の方まで行われているトレーニングの一つです。 体幹トレーニングには色々な方法がありますが、その必要性やポイントをきちんと理解した上で行う…

「腰痛も膝痛も予防!股関節の柔軟性が大事なワケとストレッチの方法」

はじめに 股関節は下肢のつけ根にある関節で、腰痛や膝痛の予防・改善のため、またスポーツ前の準備運動として股関節周囲のストレッチが指導されることが多々あります。 しかし、股関節の柔軟性を高めることが重要な理由やどこの筋肉がストレッチされている…

目醒めスッキリ!布団の中で全身ながらストレッチ

朝目が醒めた時に「身体が重たいな…」、「寒いから出たくない」、「朝血圧低いから布団から出たくないな…」、「朝起きたらフワっと立ちくらみがする」と言うような経験はありませんか?今回は、布団からスッキリ起きれるながらストレッチを「手→腕→脚」の順…

パーキンソン病の進行をステージチェック!生活変化とステージ別の運動

はじめに パーキンソン病は、ゆっくりと進行していく慢性進行性の遺伝性のない病気です。発症初期は目立った症状は余り見られませんが、パーキンソン病の進行の指標にもなっている「ヤールの重症度分類」を知っていると、何かの拍子に早期発見となるかもしれ…

「メタボもぽっこり下腹も卒業!今日からできる腹筋トレーニング」

はじめに 忙しい日々を送り、運動不足や食べ過ぎなどが重なっていくと気づいたときにはぽっこりした下腹になったりパンツの上にたるんだ脂肪が乗っていたという方は多いのではないでしょうか。 もちろん食事のコントロールも大切ですが、引き締まったウエス…

パーキンソン病を発症したら?日常生活で工夫できること ~歩行・食事・入浴・更衣~

パーキンソン病と聞くと「進行性の病気だから…」、「どうすることもできないのでは…」などご自身だけでなく、ご家族の不安も大きくなることがあると思います。今回は“ご本人で自立しやすい日常生活の工夫”のポイントについてお伝えしていきます。 歩行 パー…

家族が認知症になったら…覚えておきたいコミュニケーションの工夫

家族が認知症になってしまったら…。そんな想像をしたことはあるでしょうか?今や認知症はだれにでも起こりうる症状で、いつ身近な方が認知症になるかわかりません。そのためにできること。それはしっかりコミュニケーションの方法を知っておくことです。今回…